こんにちは!33歳えみこです。
流産→不妊治療→流産を経験。
現在3回目の妊娠中!!
妊活、不妊治療をきっかけに食べるものだけでなく、洗剤も体に優しいものを探すようになりました。
読みあさった妊活情報は、食事や生活に関することがほとんどで、洗剤のことは見つけられませんでした。個人的な考えですが、日々使う洗剤だって体に影響するんじゃないかなって思って始めた石鹸生活。これがなかなか私には合ってました!
妊娠中のつわりでにおいが気になる人
赤ちゃんやペットに優しい洗剤を使いたい人
地球に優しい洗剤を探している人
ぜひ読んでいってくださいね。
化粧品も洗剤も成分は一緒だった
化粧品にも洗剤にも界面活性剤が使用されている
化粧品、洗剤、シャンプーなどのパッケージに「界面活性剤」って書いてあると、それだけでもう体に悪そう!って思ってしまいます。
体に悪そうなイメージの界面活性剤をなぜ使っているのか。
それは
界面活性剤は、本来混ざり合わない水と油を混ぜる役割があるからなんです。
油汚れに洗剤を使うと落ちてくれるのは、界面活性剤のおかげなんです。
洗剤で体洗うなんて…って思うところですが、多くの化粧水、クレンジング、クリーム、シャンプーなどに意外と使われている界面活性剤。
この界面活性剤には大きく分けると2種類あります。
それは
- 石けん程度の作用の弱いもの
- 作用の強い合成界面活性剤
石けんにも界面活性剤が使われています。
界面活性剤=全て体に悪い!というわけではないんです。
安全な界面活性剤
一言で界面活性剤といっても、種類があるんです。
- 合成界面活性剤
- 石油系界面活性剤
- 植物系界面活性剤・弱酸性界面活性剤
- オーガニック系界面活性剤
この4つの界面活性剤の中で安全なものはどれでしょう。
私は、3と4を安全なものと選びます。完全にCMのイメージです。私と一緒の人、多いのではないでしょうか。
でも実は違うんです。
どんな界面活性剤であろうと、洗浄力のあるものは要注意なんです。
弱酸性であろうが、アミノ酸系であろうが、天然由来であろうが、作用の強さや配合量に注意が必要です。
一方で石けんは、皮脂や角質層のバリア機能を流出させない、作用の穏やかな界面活性剤なんです。
石けんが安全な理由
石けんも界面活性剤の一種です。
それなのに安全なのは、洗浄力の違いです。
石鹸はバリアを壊す機能が弱く、皮膚の汚れを落としたあと、素早く洗浄力のない物質に変化します。石けんは弱アルカリ性で、肌は弱酸性。石けんを使用したあとは、アルカリ性だった石けんの成分が、皮膚の弱酸性と中和されて、洗浄力を失い無力化します。
そう無力。これこそ安全。
さらに肌に残った石けんカスは常在菌のエサとなり、常在菌がエサを食べて元気になると肌も健康になるんです。
弱酸性やアミノ酸は優しくない
よくCMや店頭で目にする弱酸性やアミノ酸系のボディソープ。肌に優しいんだろうなっって思って使っていましたが、実は違うんです。
石けんはアルカリ性です。弱酸性やアミノ酸と記載がある時点で、それは合成洗剤。本来アルカリ性である石けんを酸性に変えるには合成界面活性剤を使うのです。
界面活性剤の影響
弱酸性系やアミノ酸系は、医薬部外品として、全成分表示の義務がないボディソープなどに多く見られます。
合成界面活性剤が使われたボディソープは、表皮に残り皮脂や角質細胞を洗い流し続けます。結果として肌は乾燥して荒れてしまいます。
肌に優しいのを選んでいるつもりが、乾燥や肌荒れを引き起こす原因になっているんです。
安全な石けんの選び方
石けんはアルカリ性のみ
石けんを選ぶときは成分に注目です。石けんはアルカリ性です。もし弱酸性、中性、アミノ酸系と記載されていたら、それは合成界面活性剤でつくられたもので、純粋な石けんとは言えません。
成分に注目
製品の成分表を見てください。
- 石けん素地
- 純石けん分(脂肪酸ナトリウム)
- 純石けん文(脂肪酸カリウム)
いずれかの成分が記載されているものが、安心な石けんです。
パッケージには石けんって書いているのに、成分表を見るとたくさんの成分が使われている製品があるので注意して見てくださいね。
★おすすめ石けん3選
洗濯石けん
粉の洗濯石けんです。洗濯物を入れる前に粉石けんを入れて、お湯を入れ溶かして泡立たせてから、洗濯をスタートします。お湯で洗濯すれば溶け残りは問題ありません。
洗いとすすぎ1回目はお湯で洗濯するのがおすすめです。洗いだけお風呂の残り湯を使って洗濯しましたが、黒い衣類が白くなってしましました。
ちょっと手間はかかりますが、柔軟剤を使わなくても柔らかく仕上がるし、きつい臭いもないので、愛犬グッズも含めて、全部これで洗っています。
石けん
成分は石けん素地のみ。ずっと牛乳石けんを使っていましたが、石けん素地以外の成分も入っていたのでやめました。泡立ちもいいしさっぱり洗い上がります。洗顔もこれでいけます。
お風呂上がりは酸性の化粧水を使って、肌の成分を元通りにします。
ボディソープ
妊娠初期、体のだるさが合ったり、卵巣が腫れて手術になったりと、ゆっくりお風呂に入る体力がない時期がありました。
そんなときは固形石けんを泡立てることもできませんでした。
そこで見つけた泡で出てくる石けん。
泡で出てくる分、成分には水も入っていますが、泡立てる必要なく、プッシュしたらそのまま肌にのせて洗えます。私はこれで髪の毛も洗います。
キシキシになりますが、そのあとクエン酸リンスをすれば大丈夫。ふんわりまとまる髪になります。
石けん生活をしてみての感想
洗濯洗剤とボディソープ、シャンプーを石けんにしてみましたが、全然問題ありません。むしろ快適。今お風呂場には固形石けん、泡の石けんボディソープ、クエン酸リンスを置いています。
今までは当たり前のようにボディソープ、洗顔、シャンプー、トリートメントを置いていて、使い分けていて、買い置きも必要で、意外と手間とお金がかかっていたことを痛感しました。
石けん生活、香りを楽しみたい人には物足りないかもしれませんが、一度取り入れてみる価値ありですよ〜!
参考書籍
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