この記事では、初めての人工授精の体験談とその後のことについて書いています。

不妊治療と2度の流産を経て、34歳で第一子を出産したえみこです。
このブログはこんな方へ!
- 人工授精をこれから受ける方(どんな流れか知りたい方)
- 人工授精に失敗したことがある方(共感したい・体験談が知りたい方)
- 不妊治療で「期待と落胆」を繰り返している方
- 人工授精がどれだけ大変か、周囲に理解してほしい方
- 「次に向けて、どうしたらいい?」と考えている方

不妊治療ってほんとに辛いよね…
人工授精1回目の体験談
結果は陰性、原因は…
人工授精1回目の結果からお伝えします。
陰性です。
リセット、生理がきました。
でも、ただの生理じゃなかった。
「私、排卵できてなかった。」
もともと自力で排卵するのが難しい私。
タイミング法のときも、排卵を促す注射を打ってもらっていました。
今回も同じように人工授精の前に内診で排卵確認。
その結果を信じて、仕事を調整して、病院へ急いで…
痛みに耐えながら、人工授精を終えました。
「これで妊娠できるかもしれない。」
そう信じていたのに。
予想外の出来事と焦り
人工授精のあと、少し腹痛が続き、少量の出血もあった。
でも、痛み自体はそこまでひどくない。
だから大丈夫。
「今回はきっと妊娠だ!」
そう思い込んでいた。
ところが、排卵確認のときの診察で、医師から言われたのは…
「子宮内膜が腫れていますねぇ。」
「…え?」
聞いていない、そんな話。
内膜症の疑いが出て、治療のために薬を飲むことに。
そのせいで排卵の注射を打つタイミングを逃してしまった。
「まさか…」
頭の中に、嫌な予感が広がる。
予想外の「生理」
人工授精後、生理予定日を迎えた頃。
黒い塊が出た。
「え、なにこれ?」
いつもと違う、けれど生理痛はない。
ただただ、黒い塊が出る。
次の日も同じ。
でも、普通の生理のような出血はない。
不安になって、病院に電話した。
「これって生理ですかね? それとも薬の影響?」
すると、医師から意外な返答。
「今から通院できますか?」
「え? なんで?」
痛くもないし、時間外診療だし…
でも、不安だから行くしかない。
🔵 結:衝撃の診断と虚しさ
夜の病院に向かうと、目に入るのは…
出産を控えた妊婦さん、泣いている新生児、幸せそうな家族。
「もう…目に入ってこないで…」
感情を消して、ただ歩く。
「もうすぐ呼ばれますね。」
地獄の門のような診察室へ。
そして医師の一言。
「月経ですね。」
…ただの生理か。
安心すべきなんだろうけど、
時間も、お金も、メンタルも削られたこの1日は、なんだったんだろう。
仕事を抜け出して通院して、
痛みに耐えて人工授精して、
旦那の精子も過去最高レベルだったのに、
結局、排卵できていなかった。
「もし、いつも通り排卵の注射を打てていたら?」
「もし、子宮内膜が腫れなかったら?」
タラレバを考えても、もう意味がない。
これは運命なのかもしれない。
無排卵月経…
なんで、こんな月に限って。
まとめ|次へ進むためにできること
今回の人工授精は「陰性」 という結果でした。
でも、これは「終わり」ではなく、「次に向けた大事な経験」 だったのかもしれません。
確かに、排卵ができていなかった ことはショックでした。
でも、そのおかげで「自分の体質を改めて知ること」ができました。
無駄な経験なんて、ひとつもない。
この経験から得られたこと↓
- 自分の体の特徴を再確認できた!
- 人工授精の流れを理解できた!
- 子宮内膜の状態に注意が必要と分かった!

この経験を経て、今後の治療を決めたよ。
ブログで更新中です!
次のチャンスのために、私ができること
かなり落ち込みましたが、これからどうするかを考えるきっかけにもなりました。
私がこれからやること↓
- 医師と相談しながら、排卵誘発の方法を調整する
- ストレスをためすぎず、心と体を整える
- 人工授精だけに頼らず、普段の生活習慣も見直す

どうしても周りと比べたり、友達の出産報告を喜べなかったりで、辛いことが多いけど、こんなときこそ自分軸を大切にしたいー!!
同じ道を歩むあなたへ
もし、あなたも 「人工授精の結果がダメだった」 と落ち込んでいるなら…
「一度お休みする」 ってのも、私はありだと思います。
私たちはひとりじゃない。
治療を頑張る仲間がいる。
だから、まずは今できることをやって、心と体を整えて、また一歩前へ。
「次こそ!」の気持ちはゆるーく持ちながら、自分を大切に、また一緒に進んでいきましょう!
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