【毒親育ち】結婚や妊娠することに罪悪感を抱いてしまう毒親育ちの心情

結婚を反対されたまま結婚し４年目

ようやくこどもを授かることができました。

現在妊娠5ヶ月です。

私は、誰かと付き合うことや、結婚や妊娠に対して罪悪感を抱いてしまいます。

もしかしてこれって育ちが関係するのかな。と考えるようになりました。

結婚や妊娠と毒親について、個人的な意見を書きます。

かなり個人的な話です。

毒親だと思うようになったきっかけ

タイトルに【独親】と書きましたが

私自身、毒親に育てられたという感覚はありませんでした。

きっかけは、おばから

「親戚だから言いづらいけど言うわ。あなたの親は毒親よ。」

と言われたことがきっかけです。

両親から結婚を反対されていましたが、親戚は誰も反対していない状況で

叔母が応援メッセージと共に「毒親」と言うワードを出しました。

このことがきっかけで、私は過去を振り返ると共に、毒親について調べ始めました。

毒親とは

子どもの人生をコントロールし、子どもが成人してからも大きな負の影響を与え続ける親のことを「毒親」と表現することも一般的になった。しかし、何も物質的にネグレクトをしたり、暴力を振るったりする人だけが毒親ではない。

子どもの健康を気にかけ、食事も与え、安全にも気を配る。だから、見た目は「幸せそうな普通の家庭」だ。しかし一方で、親が精神的に未熟なために、しかるべき精神的なつながりを築くことができず、子どもの人生を壊してしまうケースが増えている。

こんなネットの記事を見たときに、あれ？もしかしてうちもプチ毒親だったり？？と考えるようになりました。

子どもの頃の思い出

一般的な家庭で育ち、ご飯も食べさせてもらったし、習い事もさせてもらっていました。

生きる上で不自由なことはありませんでした。

大学も行かせてもらいました。

だから私が毒親育ちだと思ったこともありませんでした。

ただ、親の顔色を見て話をする人間だったこと

怒られると顔にあざがつくまで殴られたこと

ついたあざは兄弟喧嘩だと言いなさいと言われたこと

母の思い通りにならないと機嫌が悪くなったこと

テストの成績が良かったときは「みんなその点数なんでしょ」と言われていたこと

こんなことを思い出して並べると、ちょっと虐待のような要素もあるような気がしてきました。

結婚を反対する両親がとった行動

毎日深夜のメール攻撃

結婚を反対する両親。

理由は、相手の男性を生理的に嫌いだから。

親戚や近所には、悪口のような話をしていたようです。

結婚を阻止したいがために、毎日深夜3時に長文のメールが届きました。

あなたは家族全員を不幸にしている。

裏切られた。

今までのお金を返して欲しい。

誰も祝福していない。

天罰が下る。

親を馬鹿にしている。

親戚もみんなあなたの勝手な行動に困っている。

みんなが迷惑している。

結婚したいと言った頃の私は２０代後半。

正社員として働き、一人暮らしで金銭面のサポートも受けていない。

ただ結婚したいと言っただけで、毎日このようなメールが送られてきました。

夫の職場に怒鳴り込み

夫の勤務時間中に職場に乗り込み、夫と夫の上司と私の両親が話をしたようです。

もちろん勤務時間中。

幸い親切な上司だったため、対応はしてくれましたが大変困っておられました。

詳しい話は聞けませんでしたが、一言で言うと結婚反対。

夫は職場に申し訳なくなり、転職しました。

物を投げつけて追い返す

いつまでも不仲ではいけないと思った私は実家へ帰って話をしようと思いました。

手土産を持って実家のチャイムを鳴らすと、母が出てくれました。

来客用の声と表情だった母は、私を見るなり一変。

帰れ

帰れ

帰れ

馬鹿にするな

そう言いながら、受け取った手土産を私に投げつけました。

手土産は私の車にぶつかりました。

外に放り出された手土産を横目に、私は車を走らせました。

もう近づけない。このときそう思ったのでした。

結婚、妊娠は罪？

結婚、妊娠に罪悪感を抱く理由

結婚、妊娠はどこかいけないことと言う感覚があるのも、育ちのせいかもしれません。

交際した相手を一度も紹介したことはありません。

交際の影を匂わせると嫌な顔をされていたからです。

結婚したいと話したときには

絶対にこどもはやめろ。

不幸な人間が増えるだけ。

と言われていました。

「おめでとう」に違和感

職場に結婚の報告をしたとき「おめでとう」と言われました。

親睦会からはお祝いをいただきました。

友人に報告すると、自分の両親に伝わって悪い方向にいくことを不安に思い、友人には報告していませんでした。

それでも噂で聞いた友人は「おめでとう」と言ってお祝いをくれました。

妊娠したことを職場に報告したときも「おめでとう」と言われました。

夫の両親からも「おめでとう」「楽しみだね」「体大事にね」と言ってもらえました。

この祝福の言葉に違和感を覚えながらも、反対しているのは自分の両親だけなんだと思うようになりました。

これからのこと

私は今までの2度の流産のことも、不妊治療のことも、今回3度目の妊娠をしていることも両親に話したことはありません。

これからも話す予定はありません。

お互いに歩みよらないと関係は修復できないことはわかっているし、

会って話せる時間はこうしているうちにも減っていることもわかっています。

それでも、今まで受けた言葉の辛さの中にもう一度飛び込む勇気がないのです。

何年かかるか分からないけど、時間が解決してくれるかもしれない。

今はそれを期待して過ごすばかりです。