
流産・不妊治療を経験した33歳えみこです。
流産後、心がどんどんひねくれていった時期の話をします。
流産直後は、悲しみよりも怒りが先に来ました。
妊婦さんを見るたびに「なんで私じゃないの」と思っていたし、出産報告のSNSはぜんぶミュートしました。周りの妊婦と子どもと出産報告は、全部敵に見えていた。
そしてその荒波が一通り去ったとき、次に押し寄せてきたのが「自分責め」でした。
流産後に始まった「自分責め」の嵐
流産の原因を自分に求め始めたんです。
私はお酒が大好きで、妊活中も毎日ビールを飲んでいました。「今日は飲まない」と決めても3日と続かない。
そこから始まる自己嫌悪のループがこれです。
- 毎日お酒を飲んでいたからだ
- 体を大切にしなかったからだ
- 両親の反対を押し切って結婚したからだ
- 産休育休で休みたいなんて思っていたからだ
- こんな悪いやつのところには赤ちゃんは来たくないよね
…全部、自分のせい。そう思っていました。
毒親からの言葉が、さらに追い打ちをかけた
実は、両親から結婚を反対されたとき、こんなことを言われていました。
「子どもは産むな。不幸な人間を増やすな。天罰が下る。」
流産したとき、この言葉がフラッシュバックしました。
「天罰が下る、って言ってたじゃないか。本当にそうなったじゃないか。」
今思えばこれは完全に毒親発言なんですが、当時は混乱した頭で「親の言う通りだったのかも」と真剣に思っていました。
親の言葉って、良くも悪くも、一番深いところまで刺さるんですよね。
自分を責めることは、自分を守るための反応だった
後から気づいたことですが、「自分のせいだ」と思うことは、ある意味で自分の心を守るための防衛反応だったのかもしれません。
「自分に原因がある」と思えば、「次は改善できる」という希望が持てる。何もできない無力感より、少しだけマシだから。
でも、自分を責め続けることは心を消耗させます。実際、私はこの時期が一番精神的にきつかった。
流産後の「自分責め」から少しずつ抜け出せたきっかけ
転機は、不妊治療専門クリニックでのカウンセリングでした。先生に言われた一言が忘れられません。
「流産の多くは赤ちゃん側の染色体異常が原因。お母さんの生活習慣のせいではないことがほとんどです。」
お酒のせいじゃない。私のせいじゃない。
全部が解決したわけじゃないけど、この言葉で少し楽になれました。
同じ気持ちのあなたへ
流産後、自分を責め続けているあなたへ。
あなたのせいじゃないです。本当に。
それでも責めてしまう気持ち、すごくわかります。私もそうでした。心がひねくれて、全部自分のせいだと思っていた時期がありました。
でも、時間が経つにつれて、少しずつ「自分を許すこと」ができるようになっていきました。
焦らなくていい。ひねくれたまま泣いていていい。それでいい時期があっていいと思います。



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